2012年5月15日火曜日
《連載》喫茶偏愛記♯04 カフェ・ミケランジェロ

《連載》喫茶偏愛記♯04 カフェ・ミケランジェロ

   『最後の恋が終わる時』  樹齢300年のケヤキの木漏れ日は、ただひたすらに優しかった。季節が良かったのかも知れない、と僕は思った。今は6月の終わり。梅雨のじめじめとした湿気がいつのまにか蒸発し、すぐ側に夏の香りを感じることが出来る。  ここは代官山、カフェ・...続きを読む »